訪問介護の料金はいくら?介護保険の自己負担額の目安を解説

訪問介護の料金はいくら?介護保険の自己負担額の目安を解説(あおい訪問看護ステーション)

「訪問介護を頼みたいけれど、毎月いくらかかるのか不安…」——介護サービスを検討するとき、真っ先に気になるのが費用のことではないでしょうか。結論から言うと、訪問介護は介護保険が使えるため、自己負担は原則としてかかった費用の1割(所得によって2割または3割)で済みます。この記事では、料金が決まるしくみ、自己負担の考え方、負担が大きくなったときに使える軽減制度まで、介護保険が初めての方にもわかるように解説します。細かい料金表の数字を暗記する必要はありません。「しくみ」がわかれば、見通しはぐっと立てやすくなります。

※本記事は2026年7月時点の情報です。介護報酬や負担割合の基準は改定されることがあるため、最新の情報は厚生労働省・お住まいの市町村の公式情報をご確認ください。

目次

訪問介護の料金が決まるしくみ|「単位数×負担割合」

訪問介護の料金は、国が定める「単位数」という点数で決まります。ポイントは3つです。

  1. サービスの種類と時間で単位数が決まる……訪問介護は「身体介護」(食事・入浴・排せつなどの介助)と「生活援助」(掃除・洗濯・調理など)に分かれ、それぞれ時間区分ごとに単位数が定められています。身体介護のほうが単位数は高く設定されています(詳しくは関連記事「身体介護と生活援助の違い」へ)
  2. 1単位=おおむね10円……地域の人件費水準によって1単位あたりの金額はわずかに異なります(地域区分)
  3. 利用者が払うのはその1〜3割……残りは介護保険から給付されます

つまり「単位数 × 1単位あたりの金額 × 負担割合(1〜3割)」が自己負担額です。事業所の体制などによる「加算」が上乗せされることもありますが、基本の考え方はこのシンプルな掛け算です。

自己負担は1割・2割・3割のどれ?

負担割合は本人の所得などに応じて決まります。

負担割合 おおまかな対象
1割 大多数の方(下記の2割・3割に当てはまらない方)
2割 本人の合計所得金額160万円以上で、年金収入等が一定額以上の方
3割 本人の合計所得金額220万円以上で、年金収入等が特に高い方

自分が何割かは、市町村から毎年7月頃に交付される「介護保険負担割合証」に書かれています。要介護認定を受けると介護保険証とあわせて届きますので、まずはこの割合証を確認しましょう。

なお、2割負担の対象範囲は国で見直しが議論されることがあります。最新の基準はお住まいの市町村(船橋市・市川市・鎌ケ谷市・白井市など)の介護保険課にご確認ください。

1回あたり・1か月あたりの負担の目安

具体的な円単位の料金表は介護報酬の改定で変わってしまうため、ここでは「考え方の目安」をお伝えします。

  • 1回あたり:1割負担の方の場合、訪問介護1回(例:身体介護30分〜1時間程度)の自己負担は数百円程度が目安です
  • 1か月あたり:たとえば週3回の訪問を1か月続けた場合、「1回の負担額 × 訪問回数」でおおよその見通しが立ちます。1割負担なら月数千円程度に収まるケースが多い、というイメージです

ただし、次の点で金額は変わります。

  • サービス内容(身体介護か生活援助か)と時間
  • 早朝・夜間・深夜の訪問(割増があります)
  • 事業所の加算の有無
  • お住まいの地域区分

正確な金額は、ケアプランを作る段階でケアマネジャーが「利用票」として毎月の予定と概算額を示してくれます。契約前に事業所から重要事項説明書で料金の説明もありますので、「聞いていなかった費用が発生する」心配は基本的にありません。

知っておきたい2つの上限|使いすぎ・払いすぎを防ぐしくみ

1. 区分支給限度基準額(1か月に保険で使える上限)

介護保険で1か月に利用できるサービス量には、要介護度ごとに上限(区分支給限度基準額)があります。上限の範囲内なら自己負担は1〜3割のまま。上限を超えた分は全額自己負担になりますが、ケアマネジャーが上限内に収まるようケアプランを調整するのが通常です。要介護度ごとの具体的な単位数は、お住まいの市町村の公式サイトでご確認ください。

2. 高額介護サービス費(払い戻しのしくみ)

1か月の自己負担の合計が所得に応じた上限額を超えた場合、超えた分が申請により払い戻される「高額介護サービス費」という制度があります。たとえば一般的な課税世帯の上限は月44,400円です(所得区分によって上限は異なります)。訪問介護だけで上限に達することはまれですが、複数のサービスを併用する場合の安心材料として覚えておきましょう。申請先は市町村の介護保険窓口です。

介護保険外のサービスとの違い

介護保険の訪問介護では頼めないこと(ご家族の分の家事、大掃除、ペットの世話など)を頼みたい場合は、保険外(自費)サービスという選択肢があります。保険外サービスは全額自己負担のため1時間あたり数千円程度かかることが一般的ですが、内容の自由度が高いのが特徴です。「保険内でどこまでできるか」をまず確認し、足りない部分を保険外で補う、という順番で考えるのがおすすめです。線引きに迷ったら、ケアマネジャーにご相談ください。

よくある質問

Q1. 要介護認定を受けていなくても訪問介護は使えますか?

A. 介護保険で訪問介護を利用するには要介護認定(要介護1〜5)が必要です。要支援1・2の方は、市町村の総合事業による訪問型サービスを利用できる場合があります。まだ認定を受けていない方は、関連記事「親の介護が始まったら最初にやること5つ」で申請の流れを確認してください。

Q2. 生活保護を受けていても利用できますか?

A. 利用できます。生活保護を受給されている方は介護扶助の対象となり、自己負担なくサービスを利用できるのが原則です。詳しくは担当のケースワーカーまたは市町村にご確認ください。

Q3. 料金の見積もりだけ相談してもいいですか?

A. もちろん大丈夫です。「週2回頼んだら月いくらくらいか」といった概算のご相談は無料です。ご本人の状況とご希望をうかがったうえで、目安をご案内します。

まとめ|「1〜3割負担+上限あり」が基本。まずは概算のご相談を

  • 訪問介護の料金は「単位数×1単位約10円×負担割合」で決まる
  • 自己負担は原則1割(所得により2〜3割)。負担割合証で確認できる
  • 1回あたり数百円程度(1割負担の目安)。月々の概算はケアマネジャーが利用票で示してくれる
  • 負担が大きくなっても「高額介護サービス費」などの軽減制度がある

費用の不安は、具体的な数字が見えるだけでかなり軽くなります。True Colorsグループでは、訪問介護「ヘルパーセンターオリーブ」と居宅介護支援「あおいケアプランセンター」「あやめケアプランセンター」が連携し、料金の概算からケアプラン作成までまとめてご相談いただけます。

お見積もり・ご相談は無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。 – お電話:050-5530-4938 – お問い合わせフォーム:https://visitcare-aoi.com/ のお問い合わせページへ – 対応エリア:船橋市・市川市・鎌ケ谷市・白井市を中心とした地域

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