「親の介護が必要になりそう。介護保険を使うには、まず何をすればいい?」——その答えが「要介護認定の申請」です。訪問介護も訪問看護(介護保険分)もデイサービスも、原則として要介護認定を受けてから利用が始まります。
この記事では、要介護認定とは何かをおさらいしたうえで、船橋市・市川市・鎌ケ谷市・白井市の申請窓口、必要なもの、申請から認定までの流れと日数、認定調査で気をつけたいポイントを解説します。
※本記事は2026年7月時点の情報です。窓口・受付時間等の最新情報は各市の公式ホームページをご確認ください。
要介護認定とは
要介護認定は、どのくらい介護や支援が必要かを市が調査・審査して判定する仕組みです。結果は「非該当(自立)」「要支援1・2」「要介護1〜5」の区分で通知され、区分に応じて利用できるサービスや介護保険の支給限度額が決まります。
対象は原則65歳以上の方(第1号被保険者)ですが、40〜64歳の方(第2号被保険者)も、加齢に伴う特定疾病(がん末期、関節リウマチ、脳血管疾患など)が原因で介護が必要な場合は申請できます。
申請は本人・家族のほか、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所などに代行してもらうことも可能です。「窓口に行く時間がない」「手続きが不安」という場合は代行の利用をご検討ください。
申請窓口一覧(船橋市・市川市・鎌ケ谷市・白井市)
各市の申請窓口は次のとおりです(2026年7月時点、各市公式サイトで確認)。郵送申請や、マイナポータル「ぴったりサービス」でのオンライン申請に対応している市もあります。
| 市 | 申請窓口 | 備考 |
|---|---|---|
| 船橋市 | 介護保険課(市役所本庁舎)/船橋駅前総合窓口センター(フェイスビル5階)11番窓口/市内出張所(西船橋・二宮・習志野台・芝山・高根台・二和・豊富) | 郵送は介護保険課宛。オンライン申請(ぴったりサービス)対応。介護保険課 電話047-436-2302 |
| 市川市 | 福祉部 介護保険課 認定グループ(市川市役所) | 郵送可。オンライン申請(ぴったりサービス)対応。電話047-712-8543・047-712-8544 |
| 鎌ケ谷市 | 高齢者支援課(総合福祉保健センター2階) | 申請書は窓口のほか市サイトからダウンロード可 |
| 白井市 | 高齢者福祉課 介護保険係 | 申請書は市サイトからダウンロード可。電話047-497-3473 |
※受付時間は市によって異なります(土日祝・年末年始は休みが一般的)。訪問前に各市公式サイトでご確認ください。
申請に必要なもの
市によって細部は異なりますが、一般的に次のものを準備します。
- 要介護・要支援認定申請書(窓口または各市サイトから入手)
- 介護保険被保険者証(65歳以上の方)
- 医療保険の保険証等(40〜64歳の方は必須)
- 主治医の情報(病院名・医師名):市から主治医に「主治医意見書」の作成が依頼されるため、事前にかかりつけ医に「介護保険を申請します」と伝えておくとスムーズです
- 窓口に行く方の本人確認書類(マイナンバー関係書類が必要な市もあります)
主治医がいない場合の取り扱い(市指定医の受診など)は市により異なるため、窓口にご相談ください。
申請から認定までの流れと日数
- 申請:窓口・郵送・オンラインで申請
- 認定調査:市の調査員等が自宅や入院先を訪問し、心身の状態を全国共通の項目で聞き取り調査
- 主治医意見書:市が主治医に依頼(利用者が持参する必要は基本的にありません)
- 審査・判定:コンピュータによる一次判定と、保健・医療・福祉の専門家による介護認定審査会の二次判定
- 結果通知:認定結果と介護保険被保険者証が郵送で届きます
結果の通知は法律上、申請から原則30日以内とされています。ただし全国的に審査に時間がかかる傾向があり、実際には30日を超える場合も少なくありません。介護が必要になりそうだと感じたら、早めの申請をおすすめします。
なお、認定の効力は申請日にさかのぼるため、急を要する場合は認定結果が出る前でも暫定的なケアプランでサービスを使い始められる場合があります。ケアマネジャーや地域包括支援センターにご相談ください。
認定調査で気をつけたいポイント
認定調査は、その方の「ふだんの状態」を正しく伝えることが大切です。
- 家族が立ち会う:本人は調査員の前で「できます」と頑張ってしまいがちです。日頃の様子を知る家族が同席し、実際の状況を補足しましょう
- 困りごとをメモにまとめておく:夜間の様子、転倒歴、物忘れの具体例、介助が必要な場面などを事前にメモしておくと伝え漏れを防げます
- 調子の波を伝える:「良い日と悪い日がある」場合は、悪い日の状態も具体的に伝えます
- 見栄を張らない・大げさにしない:ありのままを伝えることが、適切な認定につながります
認定結果が出たら|次にやること
- 要介護1〜5の方:居宅介護支援事業所のケアマネジャーにケアプラン作成を依頼します(利用者負担は原則ありません)。探し方は関連記事「船橋市でケアマネジャーを探すには」を参照してください
- 要支援1・2の方:お住まいの地区の地域包括支援センターが介護予防ケアプランの相談先です
- 非該当(自立)の方:介護保険サービスは使えませんが、市の一般介護予防事業や高齢者向けサービスを利用できる場合があります。地域包括支援センターにご相談ください
認定には有効期間があり、期間満了前に更新申請が必要です。また、有効期間の途中で状態が大きく変わった場合は「区分変更申請」ができます。担当ケアマネジャーが付いていれば、これらの手続きも支援してもらえます。
よくある質問
Q. 入院中でも要介護認定の申請はできますか?
A. できます。退院後すぐにサービスを使えるよう、入院中に申請しておくケースは多くあります。認定調査は入院先で受けられる場合もありますが、病状が安定していない時期は調査を延期することもあるため、病院の相談室や市の窓口に相談しながら進めましょう。
Q. 申請してから結果が出るまで、サービスは使えませんか?
A. 認定の効力は申請日にさかのぼるため、暫定ケアプランを作成して認定前からサービスを利用できる場合があります。ただし、見込みより低い認定が出ると自己負担が増えるリスクもあるため、ケアマネジャー等と相談のうえ判断してください。
Q. 認定結果に納得できないときは?
A. まず市の窓口に説明を求めることができます。状態と合っていないと感じる場合は「区分変更申請」を行う方法や、都道府県の介護保険審査会への審査請求という手続きもあります。
まとめ|申請は早めに、迷ったら代行も
- 介護保険サービスの利用は要介護認定の申請から始まる
- 申請窓口は船橋市=介護保険課等、市川市=介護保険課認定グループ、鎌ケ谷市=高齢者支援課、白井市=高齢者福祉課(本文の表を参照)
- 結果通知は原則30日以内だが、それ以上かかる場合もあるため早めの申請を
- 認定調査は家族が立ち会い、ふだんの状態をありのまま伝える
- 申請の代行や認定前のサービス利用など、頼れる仕組みがある
当ステーションを運営するグループのあおいケアプランセンター・あやめケアプランセンターでは、申請の段階からのご相談・申請代行のご相談をお受けしています。「そもそも申請すべき状態なのか分からない」という段階でも大丈夫です。看護・介護・ケアプランをまとめて相談できる体制で、初めての介護をお手伝いします。
対応エリア:船橋市・市川市・鎌ケ谷市・白井市を中心とした周辺地域 お電話:あおいケアプランセンター 050-5805-1070/あやめケアプランセンター 050-5865-9108/お問い合わせフォームはこちら

